お薬漬けのdiary

薬剤師によるブログ。在宅医療メインで薬剤師してます。いろいろなことに興味があり、特にビジネスの側面からのお話が多いかも?

捻挫を早く治すために、気をつけておきたい事

どもども 地味にパルクール/フリーラン練習していますが、 まだまだ体力づくり程度になってしまってます。 もっと激しくかけめぐりたいですww さて、実は日曜日にフリップ系を練習していたところ、 足を捻挫してしまいました。 失敗の原因は、 完全着地を無視した練習をしたこと、 砂浜とはいえ着地点に傾斜があったこと、 さらに砂浜をなめて無駄に捻りのフリップやったこと。 挙げれば、キリがありませんが、 反省すべきとこは多いです。。。 ということで、 捻挫をしないように気を付けるのは当たり前ですが、 それでも捻挫をしてしまうことはあるでしょうから、 「捻挫の処置 」についてまとめてみました。

 

▼怪我をした時の処置の基本はRICE!!

RICE処置は捻挫・打撲・肉離れなどのケガに対して行なう応急処置の基本で、ケガしてすぐこの処置を行うと行わないとでは治りの早さが全然違うというのは、参考にしたところすべてにありました。

RICE処置  

●Rest (安静) 動かすとケガをひどくするので、とにかく安静にする。 骨折や重度の捻挫の場合には、患部を木などで応急処置。 ケガした直後は見た目に平気でも、遅れてハレがでるので決して歩かないこと。

●Icing (冷却) 冷却して炎症の広がりを抑える。 ケガをした直後のまだ患部がハレてこないうちに、冷やしはじめればかなり効果的。 遅くとも30分以内から開始すること。

●Compression(圧迫) これはあまり知らなかったのだけれども、 アイシング同様にハレや内出血を最小限にするのが目的。 盛り上がった靭帯の端と端を近付けて、靭帯が治癒するのも促す。 効果もあるようだ。 アイシングと同時に行い、氷を患部に当てながら伸縮包帯を巻く。 圧迫するだけにして、決して患部をもんだりしないことが大事!!

●Elevation(挙げる) 患部を心臓より高い位置に保つことで、血液やリンパ液の流入を抑えて、ハレを抑えることができるようです。 足首や膝なら足を高くして横になる、腕なら三角巾でつるすなどです。 ※反対に、血管を広げて血行を良くする作用があるので、 ケガをした日から3日くらいは風呂と酒はやめたほうがいいです。

 

▼アイシングについて 

アイシングは72時間以上続けるのがベスト。 治りが非常に早まるらしい!! 湿布には冷却効果はほとんどない(冷たく感じるくらい)冷却をしたほうがだんぜん治りが良い。 ※アイシング中に長時間寝てしまうと凍傷する危険があるからアイシング中は絶対寝ないように!! 

<方法> ・アイスバケツ法 ってのがあってこれはバケツに水を入れて、そこに氷を入れてその中に足首とか手首とかを漬けこんでしまう方法。 ・アイスバッグ法 ってのはビニール袋かなんかで、氷水の袋を作って、それを患部に乗せて冷やす方法。 氷をビニール袋に1/2~2/3くらいいれて、袋の中で氷が遊ばないように空気を抜く。→広い範囲で当てられるように氷を広げる。→アンダーラップの上から氷を当ててその上から伸縮包帯で巻圧迫する。

<周期> アイシングを行うと感覚的にだんだん⇒ ジーンと痛い ⇒ 暖かい ⇒ ピリピリする ⇒ 感覚がなくなる という過程をたどるはず。 この 感覚がなくなった 時点で氷を患部からはずして、いったんアイシングを終了。 時間的には20分以内。 その後、約40分位で感覚が回復して痛みが戻ってくるから、これを60分周期で繰り返して72時間程度続けて行う。この時も凍傷を生じないように注意が必要。

 

▼捻挫を起こさないような体つくり

◆下腿の筋肉(腓骨筋を重点的に)を鍛える。

◆自分の足に合う靴・ブーツに改良する。

◆ウォ-ムアップを入念にする。

◆テ-ピングをして練習をする。

以上です。 ということで、捻挫や打撲には冷やすのがいいってのは大体皆も漠然と知っているんだけど、 こんだけしっかりと丁寧に冷やすという事が大切ってのは調べて分かりました! ケガを早く治したかったら アイシングをしっかりとする。 ハレが引いて痛みもおさまったら次に温めていく。 怪我をしてもしっかりリカバーヾ(@⌒ー⌒@)ノ