薬剤師のお仕事2 生き残りをかけて#薬剤師 #調剤薬局
前回、
薬剤師のお仕事 #薬剤師 #調剤薬局 - お薬漬けのdiary
こちらでいろいろ書きましたが、 薬剤師が生き残るためにはどうしたらいいか。。。 続きです。
▼生き残りに必要な2つのこと
そもそも薬剤師が働くステージは日本の就職先の比率で考えれば大きく分ければ4つあります。
1.調剤薬局、ドラッグストア
2.医薬品メーカー
3.病院
4.その他
その他には、治験、保健所、学校薬剤師などが含まれます。
ここで、 薬剤師が生き残るために考えなければいけないことが2つあります。 一つは、 薬剤師自身が市場価値を持つこと。 市場価値とは?
世に言う、スキルという言葉を連想したでしょうか? スキル。。。 間違いでは無いのですが、市場価値と言うのは対象者の視点が重要です。 スキルが高いということが多くの人に認められる状態で有ることです。
今いる場所ではとても仕事ができると言われて(思って)いても、世の中にでたらそうでもなかった =市場価値はありません。 わかりやすく言うと、 どこに行っても通じる奴ってのが市場価値がある人間ということです。
もう一つは、 成長し続ける組織に入ること。 いくらあなたがスキルを持っていたとしても、それを生かす場がなければ何も生まれません。 少なからずとも、経済的結果はでません。 それは、独立して一人でやって行くというのも可能かもしれませんが、誰かの力を借りずに一人でやれるような薬剤師の仕事は 日本にはほぼありません。
少なからずとも、何かしら組織の形がそこにはあります。 そして、 ただ組織に入るのではなくて、その組織が成長を続けているかというのがとても大事。 成長をしない組織は必ず衰退していきます。 いかなる仕事でも、根本は問題解決を行うことで対価を得るという本質があります。 問題は解決すればなくなります。
結局のところ、仕事があるということは解決できる問題があるということで、 解決するごとになくなっていく問題を、取り合っているというのが社会の仕組みです。 いかに問題を解決できる組織にいるかということが大事なのです。
そのためには、 組織は変化をし続けることで新たな問題を見つけに行かなければ、食い尽くしてしまった市場で餓死をしてしまうわけです。 だから、 維持ということはあり得ません。 成長するか、衰退するかの2つなのです。 (一見、維持しているように見えるところは、成長箇所と衰退箇所が均衡している状態なだけ。)
▼これからの薬剤師に必要なこと
まずは、 あなたがどんなことに興味があるのか、いま一度考えてみましょう。 次に、 あなたがしたい事は世の中の人のためになることなのか、使命を見つけてください。 最後に、 あなたの使命を実現できる組織を見つけましょう。なければ作ることも視野に入れてもいいと思います。 そういった薬剤師が増えることで、日本の薬剤師における環境は変わるはずです。