壁紙の補修。引っ越しの際に文句なし!敷金を返してもらうために。
最近、引っ越しが特に多くお金が瞬く間に減っていっています。涙
さて、引っ越しの際につきものなのが費用の清算。クリーニング代だとか、畳の交換費用だとか、鍵の交換費用だとか、去る者の身ぐるみを剥がす勢いのごとく管理会社は追加費用を迫ってきます。
ここで、よく耳にするのが、
”契約書に原状回復義務がございますので、お預かりしている敷金で清算いたしますね”
というフレーズ。
”あ~、敷金って清算用の預り金ですもんね~。では、その中からお願いします”
なんて、退去時の立ち合いの会話は進んでいきます。
ここで油断をしていると、管理会社はこう思います。
(この客は、なんもわかっていない。もっとふっかければ、金を搾り取れるぞ!!)
そして、こう切り出してくるでしょう。
”あっ、お客さん!これは困りました。こちらの壁紙がはがれています。そしてここも傷がついていますね。これでは、壁紙を一面張り替えなくてはなりません!!”
そして、こう続けます。
”お客さんには、原状回復義務がございますから壁紙張替の負担をしていただきます。でも、安心してください。大家さんと相談して一部負担で済むようにさせていただきますので。”
きっと、このときあなたは、追加料金発生の驚きの後に紳士的な担当者の提案にほっとして快諾してしまうことでしょう。
本当に、この提案はあなたにとって得をするものだったのでしょうか?
▼原状回復義務はどこまで?
東京都では、こういった事例に対してガイドラインを設けてます。
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/honbun2.pdf(原状回復をめぐるトラブルとガイドライン)
これにご覧になれば、ほとんどのケースで管理会社が提案してくる内容はおかしいことに気が付くでしょう。
あなたは、追加金を支払うどころか、敷金すら返還しなくてもよいのです!!
これは、驚愕の事実ですね。
いままで、どれだけの敷金を失ってきたことでしょうか・・・。
ジーザス。
しかし、これをこれからの教訓としていくのもいいのですが、
もし仮に敷金がまだ返ってくるとしたら??あなたはどうしますか?
そんなことを代行してくれるサイトが存在しました。
・敷金返還請求net (Alfaepoch.com)
こちらでは、以下のように対応をしてくださいます。
バナースペース
■借主の方が大家さんや不動産屋会社に対し精算書について意見を主張しても進展しないことが、ほとんどだと思います。それは全て借主負担とする風習が当たり前になっているからなのです。よって敷金返還は文章で提出することをお勧めします。文書にすることで証拠が残せますので、後々の為にもなります。。
■ 敷金返還の専門家である診断士が査定書を作成しているのでオーナーサイドも話し合いに応じることが多々あります。
■ 関係書類を頂ければすぐ、査定書を作成いたします。。
■ 内容証明で「敷金全額の返還を求める」等の内容をいきなり送付するよりも、相手の敷金精算書に基づいて診断士の査定書を提出したほうが話し合いに応じてくれることがよくあります。内容証明も査定書に基づいた金額で送付したほうがより効果的です。
これは裁判の判決でも言えることですが、必ずしも1か10ではないと言う事です。
入居期間が2、3ケ月位であれば、当然敷金全額返還のケースがほとんどですが、何年かお住まいの場合は多少なりとも借主負担の損耗個所があってしかるべきです。
そこで敷金診断士の査定に基づいて、自然損耗は家主負担、過失損耗は借主負担の割合を明確にして家主負担部分を敷金返還する様内容証明書を送付する事が最も納得いく形と言える訳です。
■ 原状回復費用の計算書も添付しております。
■敷金返還の 相談は何回でも無料です。
■料金も報酬ではなく書類作成代金だけで済みますのでお得です。せっかく敷金を取り戻しても高い報酬を支払っては意味がありません。
■査定書及び内容証明書を送付しても解決しない場合は、支払い督促または少額訴訟を提起する手段がございます。その際は提携弁護士か司法書士をご紹介することも可能です。
本人訴訟の場合はお手続きのアドバイスもさせていただきます。
いかがでしょうか。まだ、あなたは敷金の返還をあきらめますか?
▼でも、気の弱い自分はこんな争いはできないよ。。。という方は。
管理会社に突っ込まれないようにするのも一つの手です。
要するに、きれいに使っていてそのまま次の借主に渡すことができれば原状回復費用など必要ありません。ちょっとした壁紙のはがれや傷は、自分で補修してしまいましょう!!
ということで、壁紙の補修はYouTube先生にならいながらやってみることにします。
ほうほう、ということで実際にやってみましょう。
近くにホームセンターがあったので早速材料集め。
一通り動画にあった材料を集めてみました。
壁紙については、先日リホームの見積もりを出したときにいただいたサンプルがあるので、それを使用しようと思います。
材料が集まらなそうな方は、ネットでも手に入るようです。
段取りとしては、
クロスのはがれたところの穴埋めスーパーホワイトで穴埋めを行っていきます。それでも不自然であったり、うまくいかない場合は動画にあるように壁紙自体を部分的に張り替えてしまおうと思います。
さて、ということで、クロスの穴埋めをつかっていきます。
これの素晴らしい特徴は、適度に埋めた後に10分放置の後にドライヤーで温めると5倍まで膨らむとのことなので、調整がかなりききます。
実際の補修後の壁紙はこんな感じ。
どーですか?
見づらいかもしれませんが、自分でどこを直したか全くわからない状態です。
その他、色合いが違うところは、クロスタッチホワイトで修正をしていきます。
そうこう職人をしているうちに、全く持って新品のような状態にすることができました!!
光の角度などで色合いが違うように感じる場所はあるかもしれませんが、ランダムに凹凸のある壁紙なんかでは特にこの方法は効果的です。
また、爪楊枝やつめなどで凹凸を周りの雰囲気に合わせることで、色合いの違いも見落としてしまう錯覚もあるようなので、あなたが行うときは形状には特に力を入れていただくといいかもしれません。
結局、ローラーや壁紙のサンプルを使うことなくできてしましました。。。
その他にも、引っ越しの際に知らなくて損していることはたくさんあります。
・結構簡単できるフリーレントの交渉方法
・お得な火災保険の解約方法
自分が大家さんやるときは、壁紙はなるべく張り替えずに補修が聞くようなデザインにしようと思いました。