#ダイエット薬 医療機関で処方可能な薬について
こににちは。
寒さも一段落したかと思うような暖かい風が時より吹きます。
すっかり寒いといわれる日も心地よい涼しさ程度になり、夏はもうすぐです。
さてさて、冬といえばどうしても体が太ってしまいます。
体重管理ができない人間は自己管理ができない象徴だなんて言われると、いささか思い当たる節もあり冷や汗が。。。
代謝が落ちるとか、寒くて運動をしなくなるとか、諸説はいくらでも用意があります。ええ、私もそん所そこらの人間ですから、見事に太りました。笑
いつでも、らいざっぷからのオファー待っています。
体脂肪を減らすくすりってどうなの?
現在、身の回りにあるダイエット用の医薬品といえばナイシトールに代表される”防風通聖散”をメインにした漢方成分もの。
結局のところ漢方は漢方なのですよね。
最近は某メーカーが魔法の効果をうたって、症状から漢方を処方できる方法を提案しています。実際飲んでみてもあまり変わらないというのがほとんどです
そりゃ漢方は西洋薬のように出すものではなく、「陰と陽」「気血水」「五臓六腑」の考えの中で健康の傾きを補正するものですから、ある一部分を引っ張り上げてもバランスは崩れたままです。
(イメージとしては、ボールの上に板を置いて、そのうえでバランスをとってる感じ。水平にすることを目標にせずに目立つ症状一つについて漢方を出しても傾きが変わるだけで水平には戻せないというようなこと。)
さてさて、そんなこんなで体重を減らす薬なんて結局聞かないものばかりかよ?!といって怪しいサプリに走ることなかれ。少し前になりますが、体重減少を起こすことが確認された薬が販売されました。
夢の体重を減らす薬?手に入れる方法。
こんな見出し怒られちゃうかもしれませんが、本当に世の中には命の危険にさらされている体重の方がいます。考えられるリスクとしても、高血圧、糖尿病、腎不全、心筋梗塞などなど上げていけばキリがありません。
先述の糖尿病の薬につおいて、ついに期待の薬が出ました。
【新薬】イプラグリフロジン(経口糖尿病薬)
スーグラ:日本初のSGLT-2阻害薬
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/201402/534858.html
ということで、この薬をのむと体重の減少が起きます。
⑿本剤投与による体重減少が報告されているため、過
度の体重減少に注意すること。承認時までの国内の臨床試験では、体重減少39例(2.3%)であった。(承認時:2014年 1 月)(添付文書より)
この薬を処方されるひとは、以下のように定められています。
2 型糖尿病と診断された患者。(添付文書より)
そう、生まれつきの糖尿病のような1型糖尿病でなければ適応になるのです。
実際に糖尿病患者さんは体重を減らすだけで治療効果がぐんと上がる報告もあります。糖尿病治療においては、有益なことも多いですから、積極的に本薬剤を処方してくれる先生が近くにいるかもしれません。ぜひ聞いてみてください!